七十二候の「温風至」の「温」の字。字書では「溫」を旧字とする。
が、通用字はずっと「温」なので、「溫」の使いどころはない。
康熙字典では、

「本字」としている。小篆の字形を指す。

追記:昭和十年の広辞林で、「溫」が使われている。この辺がややこしい。
明朝体では「溫」が旧字体としてよいか。