2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「並」は「並」。「竝」ではない。
「尊」を八屋根で書くのが正字……。
「誤」「穀」「捨」が興味深い。
「灰」は「厂」じゃないように書いてあるが、「吸」は変わらない。
教科書体の「迷」は、どうもバランスが悪い。
UCSで区別のあるものは離して並べている。
学習指導要領の学年別配当漢字(教科書体)と戦前の文部省活字の比較。 一対一の対応でないものも結構ある。
旧字旧かな組版で、「衛」を「衞」としたら、「衛」に戻せと言われたことがある。「正字」ではなく「旧字」という場合には、それもありだ。
「良」「養」など(「農」もそうだった)の右払いの開始位置に注意。
「灯」と「燈」は別の字。「芸」と「藝」のような関係。
「節」は「節」(互換漢字)ではないが、「説」は「說」(統合漢字)だった。 わかるかな。わかんない。
「康」などを見ると、どうも文部省活字のほうが真っ当にみえる。
「牙」の形は定め難い。
「芽」の文部省活字に見える「牙」は楷書ではあまり見ない形。字典体に引きずられたものか。
「塩」は文部省活字では二つある。正字の「鹽」は、戦前でもさほどは使用されなかったのではないかという気がするのだが、微妙なところ。琺瑯の看板の写真はネット上に多数上げられているが、「塩」一字のものが多く、「鹽」一字は見つからない。ただ、「塩…
昔、ある会議で教育関係の方が「教科書体で『登』と『発』の『はつがしら』の形が違うので指導に悩む教師がいる」と発言したことをふと思い出した。 「教科書体は文部省活字に倣って作られた」という伝聞から、「登」はそのままだが、「発」は新字体なので新…
これも「虫」に「虫」だけだった。
「糸」に「糸」だけを対応させていた。うっかりミス。
「聞」の耳は突き出さない。これは両方とも。
さらに続きを。
ここまでで面白いものをいくつか。「羽」「耳」は、部分字体でもこの形。「園」は学習指導要領のほうが変かも。「戸」「青」は正字だが、「黄」はこの形。「廣」も同様だ。
検討はあとにして続きを掲載。
続いて二年生に突入。