禾乃登


学生の頃までずっと、「のぎへん」は「ノ木偏」だと思っていた。
大辞林にいうように、
【芒】のぎ ①稲・麦などイネ科植物の実の外殻にある針のような毛。のげ。 ②(「禾」と書く)金箔きんぱく・銀箔ぎんぱくの細長く切ったもの。料紙や絵画などの飾りに用いる。
「禾」の訓が「のぎ」であり、乃木将軍の「のぎ」も同じ意味であった。
「和」は、「禾偏に口」ではなく、「口編に禾」であることも、随分あとになって知った、